ゆきちんの読書記録(2005〜)
2007-01-20
『福音の少年』/あさのあつこ
『バッテリー』の作者。発刊当時(2年前くらいだったかな)に本屋で見かけ読みたいなぁと思っていました。図書館で見つけて、おお、確か読みたいと思っていた本だと借りてきたのです。単行本なので、家に居る日に読んでしまおうと、半日で読破。
読みやすかったのですが、どう終るのか見当がつかず、残りのページ数を何度も確かめてました。あとこれだけしかないのに、どう片を付けるのだろう?と。
うーん、なんと言えばいいのだろうかと考えこんでいます。ところどころで『バッテリー』の彼や彼を彷彿させるところがあったな。何かに似ているんだけど、何だろう…。
これを実写でやるなら、誰がやるだろうなぁと考えていました。
読みやすかったのですが、どう終るのか見当がつかず、残りのページ数を何度も確かめてました。あとこれだけしかないのに、どう片を付けるのだろう?と。
うーん、なんと言えばいいのだろうかと考えこんでいます。ところどころで『バッテリー』の彼や彼を彷彿させるところがあったな。何かに似ているんだけど、何だろう…。
これを実写でやるなら、誰がやるだろうなぁと考えていました。
『Q&A』/恩田陸
恩田陸は一時作家読みをしていました。先日『上と外』を読み、その後図書館に行った時にこれは未読だなと手に取った一冊でした。
これはそのタイトル通りに質問と答えで進んでいきます。つまり、ずっと会話。会話オンリー。ある事件が起き、そのことに対しての質問と答え。一章一章で、質問者と回答者は一人ずつ、尋ねる人は同一ではなく、時には回答者にまわったりと。
読み進めていくうちに、だんだんと不穏な空気が漂う。読後感はよろしくないです。この方はホラーを書く方だったなぁと思い出しました。
問題になっている事件、集団パニック、実際に起こっても不思議でないと思う。
これはそのタイトル通りに質問と答えで進んでいきます。つまり、ずっと会話。会話オンリー。ある事件が起き、そのことに対しての質問と答え。一章一章で、質問者と回答者は一人ずつ、尋ねる人は同一ではなく、時には回答者にまわったりと。
読み進めていくうちに、だんだんと不穏な空気が漂う。読後感はよろしくないです。この方はホラーを書く方だったなぁと思い出しました。
問題になっている事件、集団パニック、実際に起こっても不思議でないと思う。
2007-01-14
『夏藤さんちは今日もお天気』/わかつきめぐみ
これも作家買いの一冊。
この方の作品は、日常なんだな。ものすごい冒険だったり、ラブストーリーだったりしない。淡々としてる。静かなのです。でも、好きなんだなぁ。
この方の作品は、日常なんだな。ものすごい冒険だったり、ラブストーリーだったりしない。淡々としてる。静かなのです。でも、好きなんだなぁ。
『天空聖龍』 3/山口美由紀
コミックも読んでいるけれど、ずーっと記録してないですね…。
今日は思い立ったので、メモメモ。
作家買いの一冊。これは長く続きそうな予感。
今日は思い立ったので、メモメモ。
作家買いの一冊。これは長く続きそうな予感。
2007-01-07
『上と外』/恩田陸
昨年はすっかり読書から遠ざかっていました
図書館通いを止めたのと、読みたい本がなかったから
けれど、活字欠乏症にはなっていたなぁ
昨年読んだ本と言えば、新聞連載の北村薫『ひとがた流し』、恩田陸『夜のピクニック』、茅田砂胡『ヴェロニカの嵐』、同じく茅田砂胡の『デルフィニア戦記』の再読(途中まで)のみではないかしら
うわー、本当に読んでない!
茅田さんを再読しているあたりから、またふつふつと読書熱に火がついたのです
アンテナを張らないと本も何が面白いのかわからないのですよね
今年はアンテナを張り、ベクトルが同方向の友人が薦める本はどんどん読んでいこうと思います
まず図書館で借りたのが恩田陸『上と外』
文庫だと薄いのが6冊
それらをまとめたのが単行本で1冊
私は文庫で読みました
ストーリーは子供の頃に読んだゲームブックのようでした
「君ならどうする?」○○なら何ページへ、××なら何ページへ、というようなアドベンチャーものみたいで、その行き先を選べずに、ずっとその主人公を追っている感じ
クーデターが起こった国に居合わせた日本人一家をその家族が安否確認のために奔走する、その中で賢が父の偉大さを知るシーンがあるのですが、ここがとても良かった
あと、千鶴子が千華子を見つけるシーンに涙しました
ラストはきっとこうなるだろうと思っていた通り
なかなか面白かったです
母に薦めたら、1冊目で「面白ない」と匙を投げられましたが…
母とはあまり好みが合わないのよね
もう一冊図書館で借りていたのは、井沢元彦『猿丸幻視行』
実は『上と外』の前に読み始めていたのですが、なかなか読み進まずに挫折しました
もう少し読んだらきっと面白いのだろうとは思うのですが、始まりの何ページかで止まっております
母はこちらの方が面白そうだと、今隣で読み始めましたよ
私は母から借りた、五木寛之『風の王国』を読み始めるとします
図書館通いを止めたのと、読みたい本がなかったから
けれど、活字欠乏症にはなっていたなぁ
昨年読んだ本と言えば、新聞連載の北村薫『ひとがた流し』、恩田陸『夜のピクニック』、茅田砂胡『ヴェロニカの嵐』、同じく茅田砂胡の『デルフィニア戦記』の再読(途中まで)のみではないかしら
うわー、本当に読んでない!
茅田さんを再読しているあたりから、またふつふつと読書熱に火がついたのです
アンテナを張らないと本も何が面白いのかわからないのですよね
今年はアンテナを張り、ベクトルが同方向の友人が薦める本はどんどん読んでいこうと思います
まず図書館で借りたのが恩田陸『上と外』
文庫だと薄いのが6冊
それらをまとめたのが単行本で1冊
私は文庫で読みました
ストーリーは子供の頃に読んだゲームブックのようでした
「君ならどうする?」○○なら何ページへ、××なら何ページへ、というようなアドベンチャーものみたいで、その行き先を選べずに、ずっとその主人公を追っている感じ
クーデターが起こった国に居合わせた日本人一家をその家族が安否確認のために奔走する、その中で賢が父の偉大さを知るシーンがあるのですが、ここがとても良かった
あと、千鶴子が千華子を見つけるシーンに涙しました
ラストはきっとこうなるだろうと思っていた通り
なかなか面白かったです
母に薦めたら、1冊目で「面白ない」と匙を投げられましたが…
母とはあまり好みが合わないのよね
もう一冊図書館で借りていたのは、井沢元彦『猿丸幻視行』
実は『上と外』の前に読み始めていたのですが、なかなか読み進まずに挫折しました
もう少し読んだらきっと面白いのだろうとは思うのですが、始まりの何ページかで止まっております
母はこちらの方が面白そうだと、今隣で読み始めましたよ
私は母から借りた、五木寛之『風の王国』を読み始めるとします