ゆきちんの読書記録(2005〜)

Jamp to Navigation


2007-01

| 1 | 2 | Next»

2007-01-21

『図書室の海』/恩田陸

 これも未読だと、図書館で手にした一冊。短編集です。短編はあまり好んで選んだりしないのですが、『夜のピクニック』の前日話があったので(『ピクニックの準備』)。
 つくづくホラーを書く人なんだなぁと思います。これからは薦められないかぎりは手に取らないでしょう。
 『春よ、こい』は好きな話でした。

TrackBack(0)

『フルーツバスケット 22』/高屋奈月

 21巻の欄外に、次巻で完結というようなことが書いてあったので、首を長くして待っていました。
 蓋を開けてみれば、あと一冊ですってー?…3月か、3月まで待つのか。本誌では当然のことながら完結しているようです。
 22巻。やー、もうみんな泣きまくりの一冊です。
 「無敵です」の透くんが大好きです。これを見るために今まで読んできたのかもしれないなぁ。

 GLAYさんの新曲で『100万回のKISS』という曲があります。22巻を読んで、この曲を聴くと、夾くんの気持ちのように思えるのです。

TrackBack(0)

2007-01-20

『福音の少年』/あさのあつこ

 『バッテリー』の作者。発刊当時(2年前くらいだったかな)に本屋で見かけ読みたいなぁと思っていました。図書館で見つけて、おお、確か読みたいと思っていた本だと借りてきたのです。単行本なので、家に居る日に読んでしまおうと、半日で読破。
 読みやすかったのですが、どう終るのか見当がつかず、残りのページ数を何度も確かめてました。あとこれだけしかないのに、どう片を付けるのだろう?と。
 うーん、なんと言えばいいのだろうかと考えこんでいます。ところどころで『バッテリー』の彼や彼を彷彿させるところがあったな。何かに似ているんだけど、何だろう…。
 これを実写でやるなら、誰がやるだろうなぁと考えていました。

TrackBack(0)

『Q&A』/恩田陸

 恩田陸は一時作家読みをしていました。先日『上と外』を読み、その後図書館に行った時にこれは未読だなと手に取った一冊でした。
 これはそのタイトル通りに質問と答えで進んでいきます。つまり、ずっと会話。会話オンリー。ある事件が起き、そのことに対しての質問と答え。一章一章で、質問者と回答者は一人ずつ、尋ねる人は同一ではなく、時には回答者にまわったりと。
 読み進めていくうちに、だんだんと不穏な空気が漂う。読後感はよろしくないです。この方はホラーを書く方だったなぁと思い出しました。
 問題になっている事件、集団パニック、実際に起こっても不思議でないと思う。

TrackBack(0)

2007-01-14

『夏藤さんちは今日もお天気』/わかつきめぐみ

 これも作家買いの一冊。
 この方の作品は、日常なんだな。ものすごい冒険だったり、ラブストーリーだったりしない。淡々としてる。静かなのです。でも、好きなんだなぁ。

TrackBack(0)

| 1 | 2 | Next»