ゆきちんの読書記録(2005〜)
川上弘美
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『センセイの鞄』/川上弘美
時間をかけて、毎日少しずつ読んでいたのですが、途中から、帰宅して一気読み。
文庫の帯に引用されている一文に、本文の中で出合ったとき、私まで泣きそうになってしまった。子供に返ってしまっているというのが、よくわかって。その文に出合ってから、読むスピードがあがりました。
昨年『いとしい』を読んでから、川上弘美から遠ざかっていました。『いとしい』がどうも好きになれなくて。『センセイの鞄』もそうだったらどうしよう?という思いもあって。でも、日記で感想を目にしたり、お正月に父が「おもしろかった」と言っていたこともあり、ようやく手にとったのです。本棚には随分前からあったのです。
ラストは想像通りでしたが、そこまでの過程が想像とは違って、良かったです。主人公と同じ名を持つあなたも、機会があれば読んでみてください。今お手元にある貴方はどんな感想を持つのかな。
(2005.1)
文庫の帯に引用されている一文に、本文の中で出合ったとき、私まで泣きそうになってしまった。子供に返ってしまっているというのが、よくわかって。その文に出合ってから、読むスピードがあがりました。
昨年『いとしい』を読んでから、川上弘美から遠ざかっていました。『いとしい』がどうも好きになれなくて。『センセイの鞄』もそうだったらどうしよう?という思いもあって。でも、日記で感想を目にしたり、お正月に父が「おもしろかった」と言っていたこともあり、ようやく手にとったのです。本棚には随分前からあったのです。
ラストは想像通りでしたが、そこまでの過程が想像とは違って、良かったです。主人公と同じ名を持つあなたも、機会があれば読んでみてください。今お手元にある貴方はどんな感想を持つのかな。
(2005.1)
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