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2007-02-20: まわるまわる こま切れの記憶の奥で 瞬く

 走馬灯、くるくる。

 次に引っ張り出してきたのは、2002年の年末か、2003年の年始にWOWOWで放映された2002年10月の日中国交正常化三十周年特別記念コンサート『GLAY ONE LOVE in 北京』。我が家はWOWOWが見れないのですが、友人が録画して送ってくれました。感謝、感謝。WOWOWって、こんなに綺麗な映像なんでしょうか。すごく綺麗。もちろんCMも入らない。このライブDVDもリリースされているのですが、このビデオで満足してしまって買っていないのです。
 これもDVD化しようと、見ながら録画。2002年といえば、それでも5年前ですか。はぁ、そうですかぁ…。

 当時の、彼らの持てる全てを注ぎ込んだようなライブでした。曲もベストに近い選曲で、そうでいながら、アルバム曲もちゃんと入っていて。様々な制限がある中で、ステージセットや演出もかなり考えられたものだろうというのが伺えます。
 何より、彼らの、この会場に集まってくれた全ての人を楽しませよう、あったかくなってもらおうという気持ちが全面に出ている。それゆえに、まず彼らが一番楽しそうで。笑顔全開なんです。
 集まった観客も、最初は勝手がわからず戸惑いもありつつ、でもTERUさんが一生懸命練習した…けれどたどたどしい(と思われる)…中国語のMCに耳を傾け、徐々に笑顔になっていく。警備の方、公安の方も時折笑顔を見せる。
 そんな映像を眺めながら、なんだか何度も涙がこみ上げました。本当に彼らを好きで良かった、出会えて良かったと心から思いました。

 …という具合に、久々のライブ前日にこの10年を振り返っていたのです。(まだ名古屋ライブ前日のお話だったりします)
 けれど、うっかり振り返ってしまったばかりに、逆にふつふつと不安もわいてきました。振り返って見たライブ当時は本当に彼らのことが大好きだった。けれど、今、新しいアルバムが未だ耳に馴染まず、ライブで!とは思っているものの、明日私は、私の好きな彼らに会えるのだろうか?逆に、私はまだ彼らを好きでいられるのだろうか?と。
 それを友人にもらしたところ、「長いことファンで居続けられること、おいかけずにはいられないこと、そうさせる彼らの技量とキモチ、それから、彼らと、ゆきちんがそれぞれ保ち続けてきたスタンスを信じていってらっしゃい」と言ってもらえました。それで、すとんと落ち着いたかな。とりあえず、ライブ!と腰が据わったと言いますか。

 遠足の前夜は未だに早く眠れないオコサマで、日帰りで特に持ち物らしい持ち物もないのに、しかも明日の洋服はライブ仕様なので決まっているのに、なぜかうっかり夜更かしで布団に入ったのでしたよ。うっかり。

 …今更ですが、既に日記という名の雑記ですな。

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