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2007-06-07: 観劇いろいろ

●四季『オペラ座の怪人』
 同志がチケットを取ってくれて、黄金週間明けに観ました。この日は早退。022は四季信者で(四季を観るというわけではなく、劇団四季はすごいと思い込んでいる風がある)、「四季を観に行きます」と言うと、早退も快諾。…これは使える。
 昨年首都で観てから、もう一度観たいと思っていた作品、堪能しました!…と言いたいところですが、実は開演し暗転になった瞬間、やばいっ!と。開演前から埃が舞っているなぁとは気になっていましたが、暗転になった瞬間に鼻炎がひどく反応。始まった時からぐすぐすと鼻水が止まらず…まるで待ちに待っていた公演で、始まりから感激のあまり涙が止まらないヒト、みたいになってました…。幕間で薬を飲み、後半はようやく落ち着いて観る事ができたけれど、前半は残念。くしゃみも我慢に我慢を重ねたけれど、2回もしてしまった…。
 キャストは前回の方が好みでした。同志はこちらの怪人がお好みらしい。オケが生でないのが残念。大阪の劇場は狭いかな。生オケでないと、歌いづらそうだと感じたところが何箇所か。
 でも、やっぱり良かった。オペラ座はまず曲がいい。演出や舞台構成もいいと思う。10月にもう一度観に行く予定。

●四季『コンタクト』
 これも同志にチケットを取ってもらって観ました。この日は有休をとり、リハーサル見学会にも参加。マンマのリハを見た時にも思ったけれど、このリハで見なければ、本番は決して目をやらないであろう部分の合わせで、興味深かった。これが本番ではどうなるのか?みたいな期待があったり。
 リハ見学会の後の質問コーナーで四季の母音法というのを初めて知りました。同志から聞いたことはあったのですが、これのことか、と。 子音を抜いて母音だけで台詞や歌の練習をするそうです。だから、あの独特の話し方になるのだな。四季を何度か見ているうちに耳慣れてきたけれど、最初はすごく違和感がありました。

 『コンタクト』は予備知識が全くなく、リハを観てもストーリーが読めず。イエローを四季の方ではなく、バレリーナの方が演じておられました。歩き方や、姿勢が美しい。イエローは3幕目に登場。
 『コンタクト』は3幕構成、3つのオムニバス。一幕目二幕目は、こんなマンガがありそうだと思った。
 一幕目は風刺というか、ちょっとニヤリとしてしまうような。でも、絡みにはどっきり。
 二幕目は踊りが素晴らしかった。内容も面白かったけれど、いまひとつ結末がはっきりわからなかった。
 三幕目は一番長くて、何が現実なのか見ているこちらも何度も何度も目が覚める感じ。主人公が首をつるシーンがあるのですが、そのシーンがやたら長く、この話はこの人が死んで終わりだったらかなり引くな…と思っていましたが、そうはならず。良かったです。
 わりと面白かったなぁ、リピートしてもいいかも、と思ったのですが、隣の方は爆睡。同志も「こちらが白昼夢を見そうになった」と。面白かったよと伝えると、「どこが?」と。「肉食民族の考えることはわからない」とのこと。んー、私は二幕目三幕目は好きだけどなぁ。でも、好みが分かれそう。他に誰も一緒に行ってくれそうになく、また京都だったのでリピートはしなかったけれど。

 四季は次は、『エビータ』の予定。

 あ、京都だからリピートしなかったではないけれど、キャラメルの『まっさをな』は神戸というのと、苦手な時代物ということでスルー。時代物でも、大阪だったら行ったのだけど。
 次の『カレッジ』は好きな作品だけに、ビミョウだと思いつつ、大阪だからきっと行くでしょう。

●『かもめ食堂』
 映画です。ずーっと前にすすめられていて、ようやくDVDを借りてきて見ました。取り立ててどうということはないのだけれど、好きになりました。おにぎりとシナモンロールが食べたくなって、美味しいコーヒーが飲みたくなります。もう一度レンタルしてこようと思ってます。
 これの本はどうなのでしょう?図書館で借りるかな。
 そうそう、DVDと言えば、『夜のピクニック』も見てみたい。

●宝塚雪組『エリザベート』は後日また。


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